－ WONDER EXTERIOR DESIGN CONTEST 2023 －
ファサード部門［門・車庫まわり］
FACADE category B
- 受賞店
- 株式会社みどりDesign室 「五感＋」 様
- 住所
-
〒150-0036
東京都渋谷区南平台町7-9
DENFLAT南平台M4
- 電話番号
- 03-6433-7890
有限会社ガーデンアート昌三園 様
- 受賞店
- 有限会社ガーデンアート昌三園 様
- 住所
-
〒720-0081
広島県福山市向陽町1-59-263
- 電話番号
- 084-961-0180
審査員コメント
暖かな印象を纏った暖⾊系のカラーリングを採⽤し無機質になりがちなアルミ商品の印象を軽減させながらダイナミックなフレーム構成で接道部のファサード空間の最⼤有効価値を⾼めた存在感の⾼い作品であった。開放的な⾞庫スペースの舗装⾯を単調とならぬよう接道部に異素材の組み合わせによるライン舗装材をアクセントとして採⽤しカーポートのホライゾンラインと同調させながら変化を取り⼊れるあたりは流⽯であった。駐⾞スペースを確保するため⼤⾯積を残す場合でもアプローチ脇に植栽計画を取り⼊れて引き込んだ位置に設定された⾨まわり空間や⽞関まで誘う演出がしっかり施されていることも全体計画の際⽴ちに⼀役買っているであろう。
南九施設株式会社 様
- 受賞店
- 南九施設株式会社 様
- 住所
-
〒891-0104
鹿児島県鹿児島市山田町3383-1
- 電話番号
- 099-265-6211
審査員コメント
型流れの屋根を持つ特徴的な形状の平屋邸宅とシンプルで美しいホライゾンラインが際⽴つカーポートと⼀体化したまとまりある美しい作品であった。本来エクステリア計画は建築を背景として様々なパーツエレメントによって印象を⾼めるものであるがダイナミックに⾞庫屋根に限定することであえてノイズレスデザインを採⽤しシンプルにまとめている。⾊彩の設定も建築計画に連動していることもあり⼀体感もより⾼まっているようにも⾒える。⽴⾯要素が限られる分ナイトシーン演出のダウンライトによる降り注ぐ照明計画はこういったケースではもっとも効果的であろう。⽞関に誘う区域には植栽や境界壁⾯を演出加算し濃度調整されたバランス良い計画であった。
カエデスタイル株式会社 様
- 受賞店
- カエデスタイル株式会社 様
- 住所
-
〒811-1364
福岡県福岡市南区中尾3-27-17
- 電話番号
- 092-408-3911
審査員コメント
セミフレキシブル化商品のメリットを最⼤限に活⽤しオリジナル設計で形作ったフレーム構成のファサードデザイン作品に評価が⾼かった。建築が持つ特徴的な張り出しの屋根に合わせ⽔平ラインを強調するように幅広い間⼝を持つ梁を主体に屋根やスクリーンを設定しながら構えを描きツートンカラーの⾊味に合わせたブラックを採⽤しつつ屋根を設置する前後フレームを敷地や建築形状に合わせて間⼝調整を⾏いながら利⽤⽬的に合わせて上⼿いレイアウトになっていた。単なるハードウェア設置とならぬよう⾨まわり空間として⽞関前のアプローチ構成や階段の配置に変化を付けながら⼿摺の演出も含めてがシンプルながらもまとまりのある構えが構成されていた。
D's Garden 様
- 受賞店
- D's Garden 様
- 住所
-
〒454-0826
愛知県名古屋市中川区小本本町3-119
- 電話番号
- 052-364-6282
審査員コメント
敷地の⾼低差を逆⼿にとってデザインに活かされた空間変化を後⽅に配置しながら接道部のフロントスペースに上空部の演出を含めた重厚感のあるファサードデザインを建築カラーに合わせ明るい暖⾊系でまとめ上げたリノベーション演出作品であった。住まいの価値を⾼める計画にはクローズスタイル提案が最適であると伝えるような計画でありボリューム感や迫⼒が増すシャッターゲートに合わせて⾨屋根を要する⾨まわりと⼀体化して鋳物⾨扉「ジオグランテ」の採⽤により更に価値を⾼めた計画を⾏うあたりは流⽯であった。顔となる構えのこだわりと合わせて⾞庫屋根や階段にまで⾏き届いたデザインを施しながらしっかりとしたエクステリア提案が⾏われていた。
夢咲ガーデン 株式会社むさしの 様
- 受賞店
- 夢咲ガーデン 株式会社むさしの 様
- 住所
-
〒368-0005
埼玉県秩父市大野原567
- 電話番号
- 0494-26-7715
審査員コメント
⼤きな⾯積を要する⾞庫まわり空間に併設するように設け⽞関先に位置する限られた⾨まわり空間を連動させるハードウェア提案のうまさが際⽴った作品であった。様々な諸条件からカーポート需要の⾼さから独⽴した設置が多くなるがセミフレキシブル化商品の特徴を活かしてフレームをワイド⽅向にを引き延ばし⾨構え演出を⼀体化して⽞関先の変化を⾊違いの⽊調⾊で温かみを建築と連動させながら園路の変化を取り⼊れるあたりはうまさが際⽴つものであった。フロア⾯もステップの変化やシンボルツリーの⼊った⼤型フラワーボックスを採⽤しながら変化に富んだデザインが施され住まい価値を引き出す演出空間に住み⼿価値の広がりを感じる作品であった。
審査員コメント
都会的な住まい計画でよく⾒られるような限られた敷地余⽩空間の利⽤⽅法を定義する狭⼩地向けのこだわりある作品に設計者のうまさが伝わってくる作品であった。⽞関から接道までの距離を活かすにはアプローチまわり空間は歩く楽しみを延⻑すべくクランク型にするほうが良く⽞関前に添えた特徴的な⾨袖がプライバシー性能や安全歩⾏向上を⾼めることやゆとりある幅広のステップを計画出来ることもメリットに繋がることを表していた。単に壁⾯を⽴てるだけにならぬよう上空部演出として採⽤したアルミフレームやオリジナリルスクリーンによって厚みがなくとも叶えられるモールラインデザインがこういった条件には最適とわかりやすく表現されていた。