三協立山アルミ株式会社

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エクステリア講座 ■ロートアイアン製サインプレート/ポストカバー


重厚で素朴な
手づくりの味わい


●鉄は熱いうちに打て!

 ナチュラル志向の門まわりグッズでは、ロートアイアン製のサインプレートやポストカバーなどもお勧め。門まわりに、重厚で素朴な手づくりの味わいを演出してくれます。

 「ロートアイアン」とは、英語で鍛造(たんぞう)のこと。鉄の棒材を炉やバーナーで真っ赤になるまで熱し、ハンマーで叩いて成形していく加工法です。鉄は冷めると硬度を取り戻すため、必要な形に成形するまで何度も「叩く」「加熱する」の作業を繰り返すことになります。ここから生まれたのが、「鉄は熱いうちに打て」のことわざ。冷めて固まってから鍛えるのは、容易でありません。

 繰り返し叩くのは、成形する以外にも目的があります。金属の内部組織が緻密化・均一化されることで、引っ張り強さや硬さなどが改善されるのです。成形しながら鍛える一石二鳥の加工法というわけです。

●古代からさまざまな金属加工法

 ちなみに、加熱後、急冷することにより硬さと強度を高めるのが、刃物づくりに用いられる「焼き入れ」という加工法。これに対して、加熱後ゆっくり冷ますと、硬度が下がって粘りが増してきます。これが「焼き鈍し」。刃物づくりでは鍛造と焼き入れ・焼き鈍しを使いこなすことにより、硬さと強度と粘り強さの微妙な調和を追求しているのです。古くから鉄と向き合い、巧みに使いこなしてきた人間の知恵を感じさせます。

●17〜18世紀の製品も現役

ロートアイアン製サインプレート タイプA
直線のベースにサインを配置します
 ヨーロッパでは街のあちこちで、凝ったデザインのロートアイアン製品がみられます。門まわりや街灯、フェンス、バルコニーなどのエクステリアのほか、屋内階段の手すりやパーティションなどのインテリアにも用いられています。

 さらに注目すべきは、17〜18世紀のものも珍しくないこと。古くから伝統工芸として発達してきたためで、古代アラビア文化の影響を受けたアラベスク模様、日本の浮世絵に端を発したアールヌーボー、その後に生まれたアールデコなど、さまざまな時代のデザインを探し歩くのも楽しみです。

●錆は致命的な弱点のはず?

 でも、鉄には致命的な弱点があります。野外に放置するなどで風雨にさらされると、真っ赤に錆びて朽ちていきます。「17〜18世紀の製品が現存している」と聞いて、不思議に思われたかもしれません。

 ロートアイアン製品が錆びにくいのは、鍛造により金属組成が緻密になっているからと考えられます。錆の原因となる酸素と結びつきにくい鉄なのです。そして、ムク材であるのも大きなポイント。パイプのように空洞でないため、錆による減衰があったとしても、破損や摩耗で使用不能になるまで長い年月がかかります。

 加えて現代の製品は、亜鉛メッキなどの防錆処理と防錆塗装が施されています。より耐久性が高まったわけで、風雨にさらされる場所でも安心してご使用いただけます。

ロートアイアン製サインプレート タイプB
曲線のベースにサインを配置します

●タイプCはスリットから漏れる明かりで演出


書体見本
文字は高さ70ミリ、厚さ8ミリ
 ロートアイアン製サインプレートは、アルファベット(大文字)を自由に組み合わせていただきます。つまり、受注生産です(それぞれ名前が異なるわけですから、当然ですよね)。

 文字色は、アイアンブラックとアイアンブラウンの2色。電気亜鉛メッキした後にウレタン焼き付け塗装を施し、耐候・耐食性を高めています。錆の心配が内ので、手や服を汚すこともありません。

 デザインは、A、B、Cの3タイプ。タイプAはベースが直線、タイプBは曲線のベースにサイン(文字列)を配置(溶接)します。

 タイプCのベースは、リーフ(葉)をデザイン化しました。内部にオプションの照明を組み込むと、葉脈をイメージしたスリットから漏れる明かりでサインを浮かび上がらる仕組みです。門まわりを神秘的に演出してくれるでしょう。

ロートアイアン製サインプレート タイプC
オプションの照明と組み合わせることで、
幻想的なイメージを演出します

 ただし、制約もあります。第一は、使用できるのは9文字まで。ベースの長さが決まっており、これを超える文字数には対応できません。また、使用する文字は高さ70ミリ、厚さ8ミリの規格文字になります。
文字数が少ない場合(4文字)と、
多い(最大の9文字を使用)場合


 ポストカバーは、表札あり・なしの2タイプ(「あり」のベースは直線)。素朴な風情が、イメージを高めてくれます。

ロートアイアン製ポストカバー 表札あり

ロートアイアン製ポストカバー 表札なし