三協立山アルミ株式会社

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エクステリア講座 ■庭づくり2「光庭のある暮らし」


光と風と緑が心を和ませてくれます。

 隣家と接するように建てられた住宅の悩みは、窓を確保しにくいこと。光や風が入らないので湿気がこもりやすく、窓からの眺めもありません。外が見えないだけでも、息苦しい部屋になりがちです。

 そこで考えられたのが、建物の一部をセットバックさせてつくる坪庭。空からの光が壁に反射して入ってくるので、小さな庭でも大きな効果が期待できます。「光庭」とも呼ばれるゆえんです。広さに応じた緑を配置すれば、癒し空間としても効果てきめんでしょう。

●京都の通り庭やコートハウスも

 京都の町家の伝統様式である「通り庭」も、考え方は坪庭と同じ。“うなぎの寝床”といわれるように間口が狭く奥行きが長いため、光や風が入らない部屋ができてしまいます。そこで玄関から裏庭まで続く細長い土間の通路をつくってやります。これが通り庭。風の通り道を兼ねており、各部屋は通り庭に面した開口部から風を取り入れます。高窓があれば、光も入れられます。

 また、日本でも増えつつあるコートハウスは、イギリス生まれの坪庭住宅。敷地境界にぐるりと壁を巡らし、光と風とプライバシーを確保します。

●暮らし方に合わせて自在に構成 ガーデンコート「マイパティオ」

 光庭の発想から生まれたのが、ガーデンコート「マイパティオ」。リビングの出入り口などを囲むように半透明の壁を設け、壁の内側を光庭にします。従来の光庭が建物をセットバックさせたスペースに設けるのに対し、建物の外へ新たな空間を継ぎ足すわけです。

マイパティオ・Plan2
採光・通風・プライバシーを確保しながら、出入り口も設けたプラン。人通りが多い道に面した場所にもお勧めです
▽組み合わせ
 ガルバリウムパネル
 横格子パネル/
 袖門扉(ガルバリウムパネル)

 壁は、すりガラス調のアクリルパネル製。これにより空からの光を反射光として導くほか、透過光も利用できます。また、横格子パネルやドアなどを組み合わせることで、風の通り方・外からの見え方などが思いのまま。自在な構成が可能です。

すりガラス調アクリルパネルで採光とプライバシー、
横格子パネルで通風を確保します
通風を最優先するなら、
こんな組み合わせもOKです

●外からの視線をシャットアウト

 「マイパティオ」は部屋への採光・通風空間となるほか、この空間自体もアウトドアリビングとして活用できます。床をウッドデッキにしてテーブルやベンチを置いたり、スペースに余裕があれば花や緑を楽しんでもいいでしょう。コンテナ栽培を活用すれば、イメージチェンジも容易です。


リビングと同じ高さのウッドデッキを設けて部屋を広げた例(花台はオプション)
●風呂あがりのビールがうまい!


屋外空間としての活用も可能
 外からの視線を遮り、プライバシーを確保できるのも大きな特徴。覗かれる心配がないので、通りに面したリビングなどでも窓を開けておけます。日曜日にパジャマのままブランチを楽しんだり、風が通るので風呂あがりのビールも格別です。エアコンに依存している暮らしでは味わえない快適さかもしれません。



 また、目隠しの必要のない側の壁を設けず、庭と一体化したような使い方も可能。使い方に合わせて、自在に構成を変えられます。

プライバシーの確保が必要ない側の壁をなくし、
庭と一体化して使い勝手を高める組み合わせ